［平成30年3月納入］

三重県立杉の子特別支援学校様は、体育館放送設備の更新に伴い、主としてアンプやマイク、ミキサーを更新されました。

デジタルミキサーとして採用されたパナソニック製のWR-D01は、ミキサー、イコライザー、ハウリングプロセッサー、コンプレッサー、ディレイ・リバーブの各機能を併せ持つ為、音質の調整が簡単になりました。前回使用時のフェーダー値をメモリーに記憶でき、また文化祭・授業・講演など使用用途に合わせた設定を最大8パターン保存・呼出しができる為、今まで使用する度に必要であったわずらわしい調整が不要になりました。

カセットレコーダーには、タスカム製CD-A580をご採用いただきました。一般的なCD再生に加え、カセットテープ・USBメモリの再生にも対応しています。収納ラックに特注で設置した外部入力用パネルにより、ノートPCやスマートフォン、タブレットなどの電子端末からの音源も接続できるようになり、活用の幅が広がりました。

一般的な収納ラックはガラス扉ですが、不慮の事故で生徒が怪我しないように、スチール扉の共栄商事のEIA-K24BSを採用しました。扉が270°可動して筐体側面に固定することができるため、邪魔になりません。内部に引き出しユニットを装着し、カセットやCDなどの音源媒体、マイク等の機器をすっきり収納させることが可能となりました。