2022.02.19
配管の蒸気流量を簡単に測る クランプオン式超音波流量計
今回は東洋電機が扱っている富士電機の蒸気流量計についてご紹介します。
工場で使用される蒸気は、ボイラで製造された後、配管からの放熱ロスや蒸気漏れ等により損失が生じます。
蒸気用超音波流量計は工事不要で簡単に取付できるため、流量計増設工事時等の設備停止がなく、今まで導入が難しかった工場や設備における蒸気流量の「見える化」を実現。無駄を発見することで工場の省エネ、エネルギーマネジメントの最適化を支援します。
蒸気用超音波流量計の特徴は次のとおりです。
(1) 工事不要
配管を切断せずに取付が行え、フランジ加工も不要です。工事不要のため、製造ラインを止めることなく設置でき、蒸気漏れの心配もありません。
(2) 圧力損失ゼロ
センサが蒸気の流れを妨げない配管外付けタイプにより、圧力損失がありません。
(3) メンテナンス費用低減
可動部がないため、清掃等の定期的なメンテンナンス費用を低減できます。
(4) 低流量から測定可能
他の方式の蒸気流量計では測定できない低流量が測定可能で、この超音波流量計は流量0から測定できます。
蒸気流量計の取付に必要な部品はいたってシンプルです。独自のデジタル信号処理により、管内の飛沫による計測障害を低減できます。測定した体積流量測定値と密度入力によって、質量流用への換算や出力ができます。また、飽和蒸気の圧力や温度を測定し、外部信号で入力することで、密度補正を行うこともできます。
更に、ノイズ除去フレームによるノイズの低減により正確な流量測定が可能です。耐熱性ゴムのノイズ除去フレームを配管表面に巻くことで、ノイズを低減させ、超音波信号を正確に捉えることができます。
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