2022.02.19
気化熱を用いた暑熱対策 クールクリーンファンで場内温度を下げる
今回は環境改善・暑熱対策として気化熱を利用したクールクリーンファンをご紹介します。
クールクリーンファンとは別名、気化式涼風装置とも言い気化熱の原理を利用して外気を冷やし、さらにはフィルターを通す事でフレッシュエアーにして給気します。そしてその冷やされたフレッシュエアーをダクト引きで作業域に吹き降ろします。
実際に例を挙げて説明します。画面に表示されているのは工場内の様子です。
熱源付近の温度は約39℃。そこにクールクリーンから給気した涼風をダクトで吹き降ろすことにより、吸出口直下の床上1.5mで約28.5℃前後まで温度を下げることが可能になります。外気よりも約5.5℃、元の温度と比較すると約10.5℃も下がります。涼風給気によって室温を下げ、風を当てることにより体感的な涼しさも得ることが出来ます。暑熱対策でお困りの方は気流シュミレーションソフトによる解析も可能です。
今回の暑熱対策以外にも、工場内の溶接ヒューム・有毒ガスの換気、ガス換気システムのダクトレス化など様々な用途に使用することが可能でお客様に合わせて様々な環境改善・暑熱対策をシステムとしてご提案させていただきます。
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