2022.04.05
ダウントランスとSCRトランスとは
ダウントランスとは経済的な理由、安全性の観点から電気を低電圧で利用するために高電圧を低電圧に変換する変圧器です。たとえばモーターなどの動力機器や人が触る操作機器を400Vとか200Vの電圧を200Vや100Vなどに電圧を落とします。
弊社では国内トランスメーカー各社の取り扱いをしており三相用、単相用、タップ電圧、オプション追加などユーザー様のご要望や価格的・納期的観点で、お客様に最適な提案をしております。
また、海外規格対応トランスやノイズ防止トランス、耐雷トランス、医療用トランスなどいろいろな種類のトランスを扱っております。
SCR用トランスは工業炉や電気炉向けに多く使用されています。1次側は200V系や400V系で電源供給され、2次側は80V~20Vと電圧が低い仕様となっており、2次側には大電流が流れます。
一般的な変圧器と異なるのは励磁突入電流抑制対策のため磁束密度:1.2T(テスラ)以下、または12,000ガウス以下とすることです。
弊社では国内メーカー各社の交流電力調整器とSCRトランスを扱っております。
ダウントランスとサイリスタ用トランスは別物です。間違えると大きな事故につながる可能性があり注意が必要です。ヒーター制御で電源を通常設計のトランスで供給されると、トランスから異常音が発生したり、トランスの温度が設計値より上がり焼損などのトラブルが起こることがあります。
電気炉やヒーター制御の案件がありましたら弊社へご用命ください。SCRトランス、電力調整器及び周辺制御機器までお客様に適したご提案をさせて頂きます。
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